みなさまこんにちは。towadatravelの会員特集ページへようこそ。
この特集ページでは当機構の取り組みや、活動内容をお届けします。
今回は、「とわだ旅向上座談会 特別編」をご紹介します。
■はじめに■
(一社)十和田奥入瀬観光機構主催として、これまでエリアごとに開催してきた“とわだ旅”向上座談会ですが、今回は、当地域への誘客及び当地域でのワーケーションを推進するために設立した組織、十和田奥入瀬誘客・ワーケーション推進協議会(会長:小野田金司)の事業と連携し、特別編として、合同開催することいたしました。
インバウンドやシニア層の早期需要回復が難しい今、今回は、withコロナ期にあっても前向きな旅行意欲をもつ「ミレニアル世代」(現24〜39歳)が、全国の観光事業者から高い注目を集めていることを受け、ミレニアル女子旅マーケティングのプロフェッショナルであるバリーズ株式会社 CEO 野々村菜美氏がミレニアル世代の旅のスタイルや特徴について解説します。また、ミレニアル世代の旅好きに影響力をもつ4名のトラベルインフルエンサーもお迎えし、実際に十和田奥入瀬エリアに訪れた感想などを話し合いました。
■十和田奥入瀬誘客・ワーケーション推進協議会について■
十和田奥入瀬誘客・ワーケーション推進協議会(会長:小野田金司(一般社団法人十和田奥入瀬観光機構 理事長))は、十和田八幡平国立公園の十和田湖・奥入瀬渓流・八甲田山圏内におけるワーケーション及び誘客を推進する地域協議会として2020年5月25日に設立いたしました。
地域DMOのほか、地域内の宿泊事業者やアクティビティ事業者のほか、一次交通と二次交通事業者も参画し、大都市圏からの一次交通やエリア内の二次交通との連携協力を図り、“大自然満喫”観光コンテンツ・ツアーの開発・発掘や誘客ターゲットへ訴求するプロモーション事業を展開していきます。またその時の気分で選べる多様なワーケーション環境の創出を行っていくなど、当国立公園への誘客及びワーケーション事業を実施していきます。



●バリーズ株式会社へよくある相談
①誘致したいが何をしたらいいか分からない。
②SNSの活用方法が分からない。
③PRしたいが何をしたいいか分からない
●これからの重要ターゲット「ミレニアル世代」とは
ミレニアル世代の傾向
物への執着心が薄い。テレビ、雑誌離れ。広告に影響を受けない。企業側の一方的なアプローチを受けない。
見る、作る、体験するに興味がある。SNSで意思決定をしている。

●ミレニアル世代への誘客に欠かせない「Instagram」
SNSでの意思決定とは
バリーズ独自のアンケートによると、
Q:何を見て旅行先を決めているか?
A:Instagram(73.5%)
国内利用者数3,300万人。20~30代がメインユーザー。4人に1人がInstagramのアカウントを持っている。
Instagramの影響力が強く、ハッシュタグで検索する「タグる」が当たり前となってきている。
オンライン予約のほとんどがSNSでInstagramを経由して予約が入る。
●ミレニアル世代の旅行までの流れ
①情報収集し発見する
Instagramで世界観が好きなトラベルインフルエンサーをみつける。(フォローする)
②気になるところをハッシュタグで検索する(タグで検索する「タグる」)
信頼のある口コミから具体的な滞在シーンをイメージできる。ここで離脱もあるので注意。
③具体的なアクションに移る
予約サイトにいく。旅行会社に行く。

●トラベルインフルエンサーより視察の感想共有
トラベルインフルエンサーとは
トラベルインフルエンサーさんの発信する情報をみて、「私も行きたい」「素敵な写真を撮りたい」「泊まってみたい」「ここに行きたい」という感情を伝染させていくような発信源となる存在。
センスのいい写真や役立つ情報、客観的な目線で発掘して、それぞれの世界観で魅力的に発信してくれる。
インフルエンサーさんの言葉で代弁してフォロワーさんに伝える。
●投稿する写真についてのアドバイス
風景だけはなく、アクティビティ、グルメ、宿泊施設、などの情報があるといい。
人を入れた写真。テーマのある写真(例:風景×ファッション、ワーケーション×グルメ等)
投稿の例


●ハッシュタグについて
検索にヒットしやすいタグをつける。
国内ワードからスタートすると検索にヒットしやすい。(例:日本、東北、青森県、十和田市、十和田湖、奥入瀬渓流等)



【バリーズ株式会社とは】
バリーズ株式会社は、「旅体験を通して、まだ見ぬ“私らしさ”に出会う場所を創造する」をミッションに、旅を軸とした事業を展開している女子旅マーケティングカンパニーです。
2014年より、海外旅行特化のCGM「TabiMUSE (タビミューズ)」を運営。
これまで、ミレニアル女性に刺さるコンテンツ力と発信力で、TabiMUSEを軸とした約4万人の旅好き女性コミュニティを形成。現在はメディアの枠を超え、オリジナルツアーのプロデュースやアイテム販売のほか、コミュニティを活用しながら国内外の旅行事業社をサポートし、”旅”を軸としたサービスプラットフォームとして深化中。
また宿泊施設とインフルエンサーをつなぐマッチングプラットフォーム「SOCIALPORT(ソーシャルポート)」も運営。宿泊施設がホテルを一緒にPRしてくれる熱意あるインフルエンサーを選定することができ、気軽にインフルエンサー施策を取り組めるとして、国内ホテルチェーン、地方旅館などからご好評頂いている。
会社名:バリーズ株式会社
代表者:野々村菜美
所在地:東京都渋谷区千駄ヶ谷3-51-10 PORTAL POINT HARAJUKU 703
設 立: 2014年12月5日
主な事業内容:旅行に関するマーケティングソリューション、ツアープロデュース、メディア運営など
【インフルエンサー】
ユーザーネームのアルファベット順



